家族募集中 里子に出た子達 ブログ 収支報告 お問い合わせ

    

9月20日、板橋区役所3階の区長室に隣接している会議室で、坂本健区長とお会いしました。

皆様からお預かりした署名の数、皆様の心からの訴えが、一般の区民には絶対会わないと言っていた秘書室室長の言葉をくつがえしてくれたのだと思いました。

区長の他に、安井副区長、山口保健所所長、細田衛生課課長、荒井衛生課係長が座りました。
こちらは、有志4名と自民党の松島区議、川口区議、公明党の田中区議、民主党の佐藤区議が座りました。
ちなみに、今回の細田課長は前回とは違って、きちんと前を向いて座り、姿勢を崩すことはありませんでした。
前回の傲慢な態度は、何だったのか…あまりの違いに、戸惑いました。

区長への手紙の返事を書面で頂く、まるでセレモニーのような儀式がありました。
20分の時間しか取れないと言われていたので、広報の人なのか、写真撮影会のような時間は、無駄に感じました。
区長から、最近この事案について詳しく知ったかのようなお話がありました。
衛生課との話の中、各部署は、区長の手足であると聞きました。
区役所、保健所は区長の手足と同じというのに、情報が頭まで届かないという状況が不思議でした。

パイプの詰まり、神経麻痺の状況の責任は、どこにあるのでしょう?

区長からは動物愛護の観点からの回答を頂きました。周りの迷惑や環境問題も考えてくださるよう伝えました。
人間と動物との共生に関する新しい条例を制定することも視野に入れて、今後の検討課題にしていくという言葉が聴けたのは、ありがたいことです。

早速、議会の陳情書の説明を聞き、書類も頂いてきました。
是非、区議会の議題として条例の制定を取り上げて頂きたいと考えました。

こちらから、これまでと同じではないやり方を求めたのに対し、これまでやってきた内容を説明され、法律があるので、「出来る事はない」と言う様な発言が聞かれました。
いつまで税金の無駄遣いをするのか。

法律がどうとかではなく、本人がダメなら、80歳を超える母親ではなく、兄弟と話し合い、近隣の方とも話し合い、面倒を見きれる4頭前後の飼育に止め、繁殖はさせないように目標を定めるなど、出来るのではないかと訴えました。実際、措置命令違反の状態で放し飼いである以上、自然交配が可能な飼育を現在も続けている事実があるということも訴えました。

今後の経過は、衛生課に聞けば教えてくれるそうなので、随時連絡をとらせて頂き、監視はしていかなければならないと感じました。以前、あなた達に伝える義務はない。そのように、あしらわれてきたことを思えば、これも進展なのだと思います。

安井副区長は、よくご理解下さり、今後に向けて心強く感じました。
同席して下さった区議の方々も、お忙しい中、時間を取って頂き心強くあの場にのぞむことができました。

これも、皆様の心からの訴えが届いた結果と思います。本当に、ありがとうございました。

今後は、行政、つまり、区役所、保健所、警察と地域の人達が協力して、対応していかなければなりません。
本当は、マンションの自治会とも連携できたらいいのですが、これは検討課題です。
あの敷地が、以前の惨状を繰り返すことにならないよう、強く希望します。
そして、条例が一日でも早く制定されることを望みます。
※区長へお手紙を渡す際、参考に世田谷人と動物がより良い関係で共生する条例のパンフレットを渡しました




inserted by FC2 system